各地域でのクラフトコーラブームの中、渡嘉敷島でも作れないかと模索した結果「とかしきコーラ」が完成しました。
荒々しいがツンとした味わいのダーク!、可愛らしく優しいけど刺激的なピンク!
の2種類の味わいをご紹介します。この記事のクラフトコーラは野草を何種類か使用しています。オリジナルコーラを作りたい!キャンプなどのアウトドアで森を散策して野草を使用してコーラ作りを楽しみたい方などに参考になると思います。
また、沖縄のご当地コーラも合わせてご紹介します。
以前ご紹介した基本のクラフトコーラ は下記の関連記事からどうぞ
ご当地コーラとは
ここ近年コーラでも町おこし的にご当地コーラが流行っています。
ここ沖縄でも何種類かありますのでご紹介します。
■琉球コーラ(Cola)Hard Spark
沖縄ボトラーズ株式会社より販売されているコーラです。
沖縄物産展やネット販売にて購入できます。
味わいはルートビアに近く微炭酸なのが特徴です。
■美らコーラ
2021年から始まったプロジェクトでオンライン販売は今年になってからです。
新たな沖縄土産として注目を浴びています。
原材料にもこだわりがあり、沖縄のシークヮーサーやハイビスカス、島唐辛子などが含まれています。
■琉球フロント アイランドクラフトコーラ
パッケージがシンプルなのが個人的にいいです。
ビーガン、グルテンフリー、ナッツフリーなのも嬉しいですね。
沖縄県産シークワーサー、沖縄のスパイス「ヒハツ」を使用した体に優しい薬膳コーラ。
保存料、着色料を不使用ですので安心です。
ダークコーラレシピ
ガツンとパンチのあるスパイシーな香りと爽快感が特徴です。
ダークコーラ材料
- シナモン 3g
- カルダモン 3g
- 月桃種 5g
- コリアンダー 3g
- クローブ 3g
- スターアニス 2個
- ブラックペッパー 1g
- ヒレザンショウ 2g
- バニラビーンズ 1本(ここではバニラペースト10g)
- 生姜 3mm厚さで2スライス分
- グラニュー糖 100g
- 黒糖 100g
- レモン汁 1/2玉分 もしくはシークヮーサー果汁 3個分
- 水 200ml
主な使用器具
- 計り
- すり鉢
- すり棒
- まな板
- 包丁
- 手鍋
- 木べらもしくはスパチュラ
- 保存容器
ダークコーラ作り方
コーラの色はカラメル色素が入っています。
クラフトコーラではカラメルを作って色合いを出します。砂糖は好みに合わせてチョイスしてください。
グラニュー糖の場合、甘さが強くなります。コクを出したい場合はカラメルを作るといいです。
黒糖の場合は風味とコクが強くなりますのでカラメルを作る必要はないです。
三温糖の場合は程よい甘さとコクがある感じです。
このレシピでのカラメルの作り方は、鍋にグラニュー糖、水大さじ1を入れ、弱火で加熱し、かき混ぜずに鍋をゆすりながら砂糖を溶かし全体に色付けします。
大きな泡が小さくなりとろみがつき、好みのあめ色になったら火から下ろし、大さじ2の水を鍋にそっと入れます。
鍋を回して全体をなじませたらカラメルの完成です。
※カラメル化が進まないように水を追加で入れる時はカラメルが跳ねないようにザルなどを乗せて入れると跳ね返りを防止できるのでお勧めです。
シナモンは1/3に折る。他のスパイスはすり鉢でする。(すり鉢がない場合はカルダモン は包丁で潰すもしくはカットして種を露出させる。コリアンダーは包丁の腹で潰す。スターアニス は包丁でカットする。)(バニラビーンズを使用する場合は切れ目を入れ中の種を包丁などでこそげとる。)生姜はよく洗い皮付きのまま2,3ミリの厚さにスライスする。
柑橘はよく洗い、レモン、シークワーサー、ライム、オレンジなど好みで使用する。
ピール(皮)を入れると風味と苦味が強くなります。入れる際は皮と実の間の薄皮部分をなるべく除いてください。(※苦味の元です)
カラメルの鍋に柑橘、バニラ以外の材料を入れて中火にかける。
沸騰したら火を止め、柑橘、バニラを入れて粗熱が取れたらザルで越して完成。
消毒したガラス容器などで保存してください。
風味を強くしたい場合はスパイスを濾さずに容器に入れる。
ピンクコーラレシピ
優しい甘さとフルーティー感じるスパイシーさが特徴のピンクコーラです。
ピンクコーラ材料
- ハイビスカス 20g
- 水 300ml
- ヤブニッケイ 10枚
- カルダモン 3g
- 月桃種 5g
- 月桃葉 3g
- よもぎ 1房
- クローブ 3g
- オールスパイス 1g
- 島唐辛子 1個
- ヒレザンショウ 2g
- 甜菜糖 200g
- バニラビーンズ 1本(ここではバニラペースト10g)
- レモン汁 1/2玉分(30ml)もしくはシークワーサー果汁 3個分
主な使用器具
- ダークコーラ参照
ピンクコーラ作り方
水に洗ったハイビスカスを入れ10分ほど弱火で加熱する。(沸騰してから5分)
ハイビスカスの抽出が終わったら、花はザルで越しておく。
スパイスはすり鉢でする。(すり鉢がない場合はカルダモン は包丁で潰すもしくはカットして種を露出させる。)ハーブはそのまま使用。(バニラビーンズを使用する場合は切れ目を入れ中の種を包丁などでこそげとる。)
生姜はよく洗い皮付きのまま2,3ミリの厚さにスライスする。
島唐辛子はタネを取り除いておく。
ヒレザンショウ、よもぎ、月桃はフレッシュ、ドライのどちらでも問題ありません。
材料を保存しておきたい場合はドライにしたほうがいいです。(天日干し、もしくはディハイドレーターにて)
柑橘はよく洗い、レモン、シークワーサー、ライム、オレンジなど好みで使用する。
ピール(皮)を入れると風味が強くなります。入れる際は皮と実の間の薄皮部分をなるべく除いてください。(※苦味の元です)
抽出したハイビスカス液の鍋に柑橘、バニラ以外の材料を入れて中火にかける。
沸騰したら火を止め、柑橘、バニラを入れて粗熱が取れたらザルで越して完成。
消毒したガラス容器などで保存してください。
風味を強くしたい場合はスパイスを濾さずに容器に入れる。
まとめ
今回、ご当地コーラ作成を目的に渡嘉敷島の素材を探し出し、納得の味わいに出来たかと思います。
各地域ごとの特性のものを探すのは面白いのでこの記事を参考に作っていただけると嬉しいです。
それでは、アルコール飲めない方は是非クラフトコーラで乾杯しましょう。
また。
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