最近話題のドラマ「ちむどんどん」の影響で沖縄そばや沖縄料理に興味が持った方もいると思います。
沖縄県民のソウルフードである沖縄そばは現在、多種多様な沖縄そばがありますが、
王道なのは「ソーキ」もしくは「三枚肉」でしょう。
今回はそんな王道の「ソーキ、三枚肉」の煮付けを作ります。
因みにソーキとは豚の骨付きあばら肉(スペアリブ)、三枚肉とは皮付きの豚バラ肉のことです。
材料
- 三枚肉もしくはソーキ 500g
- 水 300ml
- 醤油 75ml
- 泡盛(料理酒でもOK) 50ml
- 黒糖 大さじ2
- ザラメ 大さじ3
- 生姜スライス 3枚
主な使用器具
- 鍋
- トング
- クッキングシート
- 包丁
- バット
- バーナー(※あると便利です。)
下処理
ソーキもしくは三枚肉は常温に戻しておき、鍋に入れてかぶるくらいの水を入れ沸騰するまで加熱する。
そのまま30分ほど放置し、その後流水で豚肉を洗っていく。
アクが肉についているので洗い流しながら取り除き、ソーキは余計な脂身を取り除く。
三枚肉はアクを取り除いたらバットなどに移し、皮面をバーナーなどで加熱する。(※産毛などが残っている場合もあるので焼くと舌触りが良くなります。)焦げた部分は洗い流してください。
作り方
※ここからは三枚肉の写真で説明していきます。ソーキも同じ作り方です。
鍋に豚肉とかぶるくらいに水を入れ強火で加熱し沸騰させる。アクが浮いてきたら取ってください。
一度茹でこぼししているのでアクはそこまで出てきません。
煮る際には三枚肉の場合は皮面を上にして茹でてください。そうすると鍋底にくっつきません。
アクが出てきたら中火にし、落とし蓋としてクッキングシートもしくはアルミホイルをして、そのままコトコトと30分ほど煮つけていきます。※蓋はしないでください。肉の臭みが取れなくなります。
裏返しにして肉の向きを変えます。(※ソーキの場合は裏返す必要はありません。そのまま30分追加して煮てください。)
もし水が減っているようなら追加してください。
肉が水からはみ出ないようにする事で柔らかい食感になります。
余った煮汁はペットボトルなどに入れて冷凍保存しておけば継ぎ出汁用として使用もできます。
炒め物や煮卵などにも使用できます。
店舗では継ぎ出しを使用しています。味が深まり美味しくなりますよ。
茹で上がりの目安は、竹串を脂身部分に刺して透明な汁が出てきたらOKです!
鍋の茹で汁ごと流水である程度冷まし冷蔵庫で4時間以上冷ますとクッキングシートにラードがこびり付きますので炒め物などに使用してください。時間がない場合はそのまま豚肉を取り出し味付けしていきます。
三枚肉はカットします。鍋に豚肉以外の材料を入れ中火で加熱します。泡盛によっては癖がありますのでご注意ください。当店で利用しているのは「久米島の久米仙」になります。
砂糖が溶けたら豚肉を入れ、落とし蓋をして弱火で1時間程にて煮汁にとろみが出てきたら完成です。
余った煮汁はペットボトルなどに入れて冷凍保存しておけば継ぎ出汁用として使用もできます。
炒め物や煮卵などにも使用できます。
店舗では継ぎ出しを使用しています。味が深まり美味しくなりますよ。
まとめ
今回の三枚肉、ソーキの煮付けは少し時間がかかります。
大事なのはゆっくり時間をかけて火入れすること、
肉が水に浸かっている状態を維持すること、
落とし蓋をすること
この3つを維持するば美味しくできると思います。
是非皆さん試してください。
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